走る記録。とか

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信越五岳トレイルランニングレース2016 110k走りました。

2016年9月18日、信越五岳トレイルランニングレース2016 110kを走ってきました。

色々と思うところがあったので、書き留めておきます。

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今年の目標として照準を合わせていたこのレース。

この2ヶ月くらい、比叡山には何回か入っていたものの、六甲縦走が全くできなくて不安の中レースを迎えました。もしかしたら完走できないかも、とも思いました。

大会を迎える前に思ったのが、お金。ロングレースになればなるほど上がっていきますね。

エントリー26千円、宿泊費15千円、栄養4千円、交通費23千円(京都⇔飯山)で68千円。プラス装備の更新で20千円くらい。9万円くらいかけたことになります。簡単に出来るスポーツではないですね。しかもややMでないと出来ない。

 

前振りはこれくらいにして。

結果から言うと、110kmのコースが雨のために終盤が短縮され、103kmとなりましたが、13時間32分13秒で43位。出走700人、完走が多分420人位だから上位10%くらい。

結構こういうところが気になる。

トレランは距離と時間だけでは自分のレベルが測れませんが、順位とかで参考にはなります。もちろん大会によって強い人がどれだけいるか違いますが。。

今年は山に入る回数が減り、筋トレもしなくなりましたが、昨年出た斑尾50km、氷ノ山75kmも同じくらいの順位だったので、走力が落ちていないということでよし。

 

感想は、達成感はあったけど、これより距離を伸ばすのはしんどい。。という感じ。これをステップにすぐに100マイル、という思いにはなれませんでした。

雨で少々メンタルがやられたのと、林道で足を削られたのが大きい。ナイトランは最後10kmくらいでしたが、ガレ場を暗闇で走ることになるのはしんどい。あと、100マイルとかになると、さすがに寝ないと完走できませんが、止まったら体が冷えそうでいやだ。来月のハセツネ出てからまた気持ちが変わるでしょうが。。

けど心残りが3つあるので、来年是非リベンジしたい。

①晴れたコースを気持ちよく走りたい。泥、というか水たまり、川の中を走り続けたのでしんどかった。景色もほとんど楽しめなかった。

②110kmを走りたい。ラスボスの瑪瑙山をきちんと倒して完走したい。なので達成感が今ひとつ。

③女子1位には勝ちたかった。最後の8kmくらいで抜かれ、追い上げる気力がなかったのが悔しかった。しかも結果を見ると、10分くらい差がついた。40kmくらいからずっと一緒くらいだったのに。

そんな具合です。

 

装備について振り返り。

○栄養

ジェルを10個くらい、アミノバイタルゼリー4個、スニッカーズミニ3個、ウィダー1個(ドロップバックから)。あとはエイドでむしゃむしゃ。

ジェルを5、6個残しましたが、これでちょうど良かった。メンタル的にも余裕があったほうがいい。

○服

アンダーシャツにアンダーアーマーのコンプレッション半袖、下はトランクスサイズのスパッツ。服擦れはなしでした。

TシャツはTNF、パンツはpatagoniaのstrider pro shorts 5in.。パンツはこれが鉄板。サイズ感、ポケット等、わたし的にはこれがベスト。

○足

マメ対策にGURNY GOOを足の指、母子球付近に塗りたくり、五本指ソックス。

対策はいろいろあるようですが、わたしはこれで大丈夫でした。

幾度となく足が水たまりに浸かりましたが、数分経つだけで、濡れているのを忘れるほど。走った後も、足は全くふやけていませんでした。宣伝のようになりますが、こんなに効果を感じたのは初めて。マメのことが気にならないというのは素晴らしい。

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○靴

モントレイルのbajada Ⅱ。普段の山に入るのにはちょうどいいですが、すでに靴裏がすり減っていて、この日のようなドロドロのコースでは他の靴の方が良いかも。いっぱい滑った。転んだ。今度、靴選びは慎重にしたいです。

○ライト

ヘッドライトとハンドライトを持ちましたが、ハンドライトはあったほうがいい。気になるところが照らせるのがいい。自転車に付けているライトを手で持ちました。

○薬(バンテリン

バンテリンは私にとっては特効薬。足の痛いところに塗りたくれば、痛みが気にならなくなります。ちょうど良くヒリヒリして、痛みを忘れます。これで走り切れたと言っても過言ではない気がします。

装備についてはこれくらい。

 

 

コースについては、他に描いている人も多いので、特に詳しくは書きません。あんまり詳しく覚えてないものありますが。。

○地味な登り

38.5km地点の3Aから7〜8kmくらいの川沿いの地味な登り。200mくらい?ここで相当削られました。それまでは快走できましたが、ここからペースが落ちました。

こういう地味な登りとか、林道でもっと鍛えないとな、と思いました。

○ドロップバックポイント

私にしか当てはまらないかもしれませんが、ここで(63.1km地点の5A)休憩してしまうと、体が固まる。雨でTシャツが濡れていましたが、着替えてる時間が勿体無いし、逆に体が冷えそう。必要な荷物を最初からすべて入れて走ったほうが良い。入れ替えるもの慌ててしまう。2、3分くらいで何か食べてストレッチ+バンテリンで十分。

この日、10分くらい止まっていましたが、寒気がしてちょっと焦りました。なので、そこから走って早く体を温めようと思いました。

書きたいのはこれくらい。

 

トップレベルまではまだまだだなと思いつつも、距離感を感じられたのはいい刺激でした。強い人は学生時代に長距離をやっていたり、社会人で自衛隊、消防士みたいに仕事で鍛えているという人が多い。

大会では普段の生活で関わっている人とはできないレベルの話がいっぱいできていいですね。途中一緒だったり、同じくらいでゴールする人と大抵仲良くなる。

自分より変態な人もいっぱいいて、何か安心する。

今後、どう鍛えて強化しようっていうところも見えて来る。

残り10kmくらいまで一緒だった人はフルサブスリー、ウルトラサブテン達成してるみたいなので、私も頑張ればいけるのかな。と思ってきました。

 

ほどんど写真がなくてわかりづらいかもしれませんが、備忘録はこんな感じで。

3週間後、ハセツネチャレンジして、来年UTMF出られればいいですね。